【Vol.105】 顧客は持てるお金と時間の総量をどのように使っているか?

顧客は持てるお金と時間の総量をどのように使っているか、
顧客を観察しなければならない。

ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。

顧客にとって、

「検討します」

というふうに、ニーズがまだ小さい潜在ニーズの状態なのか、

「それ、欲しい!」

と、前のめりになってくるように、
ニーズが大きくなっている顕在ニーズの状態なのか、
顧客がどのステージにいるかによって、
お金や時間の使い方が異なってくるかもしれません。

仮に予算がない、あるいは予算が少ない状況であっても、
「今、本当に必要だ」というふうに、
顧客に「価値」を感じてもらえたとしたら、
顧客はどのように動くのか?

自分自身に当てはめてみると、わかりやすいかもしれません。

予算があれば、探して、すぐ買う。
予算がなければ、予算を作ろうとする。
自分に最終的な決定権がない場合は、
決定権がある人を説得するための
準備を始めていくかもしれません。

顧客の組織、あるいは担当者のニーズや考え方、
価値観に合っているものであれば、
必要か、そうでないかの意思決定も早いと思われます。

弊社のクライアントさんは、次のように話してくださいました。

「私にとって、コーチングはプライスレスです。
将来のための大切な時間です。」

商品・サービスの価値を感じてくださっている顧客にとっては、
お金は惜しまないでしょうし、そのための時間も確保してくださいます。

わが社の顧客は、持てるお金と時間の総量をどのように使っていますか?

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ブログを読んでくださっている皆さまへ

明けましておめでとうございます。
いつもブログを読んでくださり、誠にありがとうございます。
今年も週に1度のペースで、ブログを更新していく予定です。

読者の皆さまにとって、2017年が幸せで、
豊かな1年になりますように。

本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

中平 次郎

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