【Vol.133】 ドラッカーに学ぶ働き方改革 ~経営者にとっての働き方改革推進とは? ⑬~

知識社会におけるマネジメント上の課題の1つは、
知識労働者の生産性向上である。

ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。

知識社会とは、知識労働者が多い、今の社会です。

知識労働者は肉体労働者と違い、自由度が高い仕事をしています。
そうすると、やらなくてもいい仕事があるかもしれません。

例えば、前の人がやっていたから、それを引き継いだ私も、
とりあえず、今までと同じようにやらないといけなくって、
でも、なぜその仕事が重要なのか、その理由や目的を知らないまま、
とりあえず、やっています。
そのような仕事があるかもしれません。

知識労働者の生産性を高くするには、

やらなくていいことをやめること。
本来、何をなすべきなのか?
それを考えないといけない。

ドラッカーのマネジメントの基本と原則では、そのように言われています。

本来、何をなすべきなのか、
誰がそれを考えないといけないのか?

本人、一人ひとりが真剣に考えないといけない。
そして、本人のモチベーションも高くないといけない。

ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。

肉体労働者は、働いているかどうかは、見ればわかりますが、
知識労働者は、働いているかどうかが、わからない、
見えないと言われています。
PCを見ていても、本当に仕事をしているのか、
何か違うことを考えているのか、
見ていても、なかなかわかりません。

そういう意味において、働き方改革を推進する経営者にとっても、

知識労働者の生産性をどのように高めていくのか?

それは、とても大きなテーマになります。

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