【Vol.156】 明日の顧客は誰か?

AIは膨大な資料やデータを読み込み、分析するのが得意。
しかも、日々、学習する。帳簿データから通常とは異なる
取引を見つけ出すことも不可能ではない。
(2017年3月15日 日経新聞 AI襲来 眠れぬサムライより)

「10年後には仕事を奪われるかもしれない、不安が募る」

新日本の会計士さんは、そのように言っています。

そして実際、データ分析の自動化が進むアメリカでは、
過去10年間で会計士が数万人規模で減ったそうです。

英オックスフォード大と野村総研の調査によれば、10-20年後に
AIやロボットで代替可能という職業のなかに、
会計士、弁理士、行政書士、税理士の4士業が含まれていると、
そのように言われています。

銀行や信金などの営業担当が、事業承継に関わり始め、
また窓口にて保険の商品・サービスを提供し始めているところもあります。

ITやAIの進化とともに、税理士業務で必要とされなくなる仕事が
出てくるかもしれません。そして、事業承継のコンサルティングにおいては、
金融機関と競合していく、そういう時代がきています。

先を見据え、経営コンサルティングを強化していくという、
そういう税理士の先生もいます。

上記の士業以外でも、賛否はありますが、保険業界において、
ネット経由で商品・サービスを購入する時代になり、
時間をかけて、それがスタンダードになっていく可能性もあります。

そのように、世の中の変化が激しく、その変化が早くやってくる
今日において、あらゆる業界のビジネスモデルが良い方向にも、
悪い方向にも、変わっていこうとしています。

単純な手続き業務に見切りをつけ、AIと協業する未来図を描き、
技術革新に揺さぶられながら生きる道を探し続けていかないといけない、
そういう時代に私たちは直面しています。

弁護士業界においても、フィンテックや宇宙ビジネス、自動運転など、
新たなビジネスやイノベーションが起きている領域において、
その分野に詳しい弁護士が求められていたり、
法務部がキャッチアップしていくためにも、
企業内におけるインハウス弁護士が求められています。

2017年も、まもなく終わりです。

・対象とする顧客は今後増えるのか、減るのか?

・顧客のニーズ、欲求は変化しているか?

・明日の顧客は誰か?

・新たな顧客は誰か?

・予期せざる顧客は誰か?

・本来、誰が顧客であるべきか?

2018年に向けて、私たち経営者は、まず振り返りをし、
そして、すべてを見直していかないといけません。

外に出て非顧客を知ることだけが、知識の幅を広げる唯一の道である。

ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。

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