【Vol.28】 効果的なマネジメントの学び方 ①

前回、なぜマネジメントを学ぶことが大切なのか?
マネジメントを学ぶ重要性についてお話をさせていただきました。

そのマネジメントを学んでいくにあたり、どのように学んでいけばいいのか?
 効果的なマネジメントの学び方
について、数回に分けてお話をさせていただこうかと思います。

本題に入る前に少し補足・リマインドをさせていただきます。

マネジメントという言葉の定義を考えた場合、
人によって受け取り方がさまざまであるかもしれませんが、
ドラッカーのマネジメントの基本と原則でいうマネジメントとは、

経営、あるいは経営管理者(トップマネジメント)

そういう意味で、マネジメントという言葉を用いています。

大半の企業において、

「若手の人に学んでもらおう」

という、次世代リーダー育成のニーズが多いように感じます。

先日も日経新聞に、日産自動車における人材育成のブループリントが掲載されていました。
20代から優秀な人材を選抜し、海外でも経験を積んでもらい、
30-40代でグループ会社の経営を担ってもらう。そして、40代で日産本社の役員に。

実際にルノーでは、そのような仕組みになっており、ゴーンさんが代表的な例である。
そのような内容でした。

若手の人に学んでもらおうという、ある建設会社における取り組みの中で、
若手の方々がコスト分析を学ぶという機会がありました。
コスト分析を進めていった結果、その建設会社にとって最大のコストは、外注費でした。

コスト削減は最大のところから手をつけないといけない

という原理原則があります。

若手の方々は分析結果を報告し、提言を上げますが、経営幹部の方は目を向けませんでした。
通信費よりも、明らかに外注費のコストが大きいにもかかわらず、その経営幹部の方は、

「なぜAさんの通信費はそんなに高いんだ?」

「Bさんはこれぐらいしか使っていないのに、Aさんはどうしてそんなに携帯費用が発生しているのか?」

その上司はの方は、

「やることをやっていない!!」

部下の方を悪く言い、若手を批判しました。

一方で、コスト分析を学んだ若手は、このような大切なことにもかかわらず、

「上司はわかっていない、わかろうともしない!」

経営者批判となり、学んだ人と上司の仲が悪くなってしまい、お互いの関係が悪くなってしまう。

そういうことがありました。

マネジメント(経営)を学ぶときは、上から、トップから順番に学ばないといけません。
なぜなら、うまくいかないからです。

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