【Vol.34】 何をもって憶えられたいか

トップが身につけるべきマネジメントスタイル。

今日のテーマは、組織のミッション(使命)の話ではなく、
個人のミッション(使命)についてのお話です。

人に憶えられるほどの仕事をして、成果を出すこと。

ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。

何をもって人に憶えられたいですか?

勝手に殺してしまって、大変申し訳ないのですが・・・

私たちが飛行機事故に遭い、死んでしまったとします。
死んでしまい、棺桶の中に入っているのですが、
お通夜でなぜか、周りの声だけが聞こえてきています。

周りの人たちは、死んでしまった私たちのことをいいように言ってくれていますか?
それとも、悪く言われていますか?
私たちのことをどのように言っていますか?

自分が死んでしまったときに、何をもって人に憶えられたいですか?
周りの人たちから、どのように言われたいですか?

元に返ってきますが、

今、何のために生きていますか?

人生をかけて、何を成し遂げたいですか?

個人としてのミッション(使命)を明確にすることにより、

自分はどこに属するべきか?

どこに属さないべきか?

責任を持たなければいけない。

そして、強みを積み重ね、卓越性を追求していくこと。
そのために、強みを基盤とすること。

ドラッカーのマネジメントの基本と原則では、そのように言われています。

ちなみに、ミッションという言葉は英語なので、
LongmanDictionary of American Englishでは、
ミッションをどのように定義しているかというと、
(複数の定義・意味がありますが、関係がある2つを抜粋しています)

1. an important job that someone has been given to do

意訳:与えられた、やらなければいけない大切な仕事

2. something that you feel you must do because it is your duty

意訳:それは私の義務なので、絶対やらないといけないと感じていること

この2つの視点で、仕事における個人のミッション(使命)や、
人生における目的(何のために生きているのか?)、
自分の役割(何のために生まれてきたのか?)を踏まえ、
個人のミッション(使命)を問いかけ続けてみる、想い出してみる。

そのように、ミッション(使命)についても、定期的に見直すという意味において、
繰り返しの思考と習慣にしていくことが大切です。

人生における役割、ミッション(使命)は何ですか?

そのミッションを発すると、魂の喜びを感じますか?

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