【Vol.51】 われわれの事業は何か ①

われわれの事業は何か。
それを定期的に、客観的に見つめ直し、考えるための問いが3つあります。
まず、その1つ目が、

われわれの事業は何か?

になります。これは、「今」についての問いです。

小・零細企業においては、

「何でもやります!」

と、多くの事業をされている組織も時々見受けられます。
私たち経営者は、今一度、今の事業を整理し、
再確認をするところから始めていきます。

次に2つ目の問いにいく前に、確認の問いがいくつかあります。

・われわれの事業のもつ目的やミッション、性格に大きな影響を与える
 可能性のある経営環境の変化は認められるか?

・そして、すでに起きているものは何か?

・顧客や市場、技術に大きな変化がない場合、5年後、10年後に、
 いかなる大きさの市場を予測することができるか?

・われわれの事業は、どこまで大きくなることを期待できるか?

・経済の発展や変動による市場の変化は何か?

・流行や好みの変化に伴う市場の変化は何か?

・競争の変動による市場の変化は何か?(間接的な競争を含む)

・顧客の欲求を変化させ、新しい欲求を創造し、
 古い欲求を消滅させるイノベーションの可能性は何か?

・顧客の欲求を満足させる新しい方法を生み出し、価値のコンセプトを変え、
 より大きな満足を可能とするイノベーションの可能性は何か?

・今日の製品やサービスによって、満足させられていない顧客の欲求は何か?

上記の問いにまず答えていきます。
そして、それらを踏まえたうえで、2つ目の問いがあります。

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