【Vol.158】 ドラッカーに学ぶ リーダーシップとは?

・働き方改革を通じて生産性を向上させ、企業価値を高めていく
・新たな事業を創造していくため、イノベーションの芽を育んでいく
・健康経営を推進していく
・エンゲージメントとインクルージョン、ダイバーシティに取り組む

各企業が、どのテーマに取り組んでいくにしても、
私たち、経営者や経営幹部を含め、すべての経営管理者である
リーダーに、真のリーダーシップが問われ、
リーダーシップを発揮していくことが求められています。

効果的なリーダーとはどういうリーダーなのか?

今回はドラッカーのマネジメントの基本と原則における
リーダーシップについて、少し触れておきたいと思います。

リーダーシップの目的とは何か?

「人間のエネルギーとビジョンを創造することこそが、
リーダーの役割である。」

ピーター.F.ドラッカーは、そのように言っています。

では、これがどういうふうに表れるのかというと、
リーダーがそこにいるときに何が起こるか、ではなくて、
リーダーがいないときに何が起こるかが重要であると言います。

リーダーがいるときは、みんな一生懸命働く。
でも、いなくなったら、急に働かなくなるというのは、
リーダーがいるときは、怖いから働いているみたいな、そのような感じです。
リーダーがいなくなったら、急に、だらんとしてしまう状態というのは、
これは、リーダーシップが発揮できていない状態です。

カリスマ性のあるリーダーというのは、わりとそういうパターンが
多いのではないかと思います。そういったリーダーというのは、
物事をうまく処理したかもしれないけど、ビジョンは何も、
多く生み出せなかった人だと言います。

物事はうまく処理したかもしれないけど、
ビジョンは何も生み出せなかった人だということです。

そういう意味において、
人間のエネルギーとビジョンを創造したかどうか、
といったことをもって、自分がリーダーシップを発揮したかどうか
といったことの判断基準にして頂ければよいと思います。

社員やスタッフの方を見て、自分の部下の方を見て、
その部下の人たちのエネルギーとビジョンが
創造されているかどうか?

自分とともに仕事をすることによって、
そういった変化が起こっているかどうかということを、
確認するというのが、効果的なリーダーになるための
第1番目ではないかと思います。

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