【Vol.199】 社員を大切にする会社、従業員満足度が高い組織を創ろう!

社員を大切にする会社、従業員満足度が高い会社とは、
どういう組織で、どんな文化や風土があるのかと言うと、

・誰のために、何のために仕事をしているのか、目的や方向性が明確である
・自分の強みを活かせる
・チャレンジができる(異動もできる、失敗も許される)
・仕事を通じて貢献できていると思える状態
・仕事の成果から満足を得られる状態
・いじめやハラスメントがなく、職場環境が良い
・組織がフラットである(サイロになっていない)
・部門を超えて、仕事上協力できる関係がある
・リーダーが魅力的である
・他社よりも収入がいい
・オフィス環境がいい
・家庭の事情に合わせ、時間や場所など、柔軟に働ける
・研修や福利厚生が充実している  etc.

上記のように、働く人たちにとって働きやすく、
働きがいがあると感じてもらえる会社、組織で
あり続けることが従業員満足度の高い会社を創り、
結果、社員を大切にできているということに
なるのだと思います。

そして、近年重要なキーワードになっているのが、
「自己実現」です。

自分の自己実現を叶えられる会社かどうか、
そういう職場環境、風土があるのかどうか、
会社や上司、リーダーが応援してくれるかどうか。

今の20代の若い人たちは、収入よりも、
自分が好きなこと、やりたいことと仕事を
可能なかぎり、イコールに近づけていきたい。
一致させていきたい。
そういうふうに思っている人が多いと言われています。

よって、私たち中小企業の経営者は、

・ミッション経営をしっかりおこなうこと
(我が社特有の使命を果たしていくこと)
・ビジョンを共有すること
・使命を果たしたうえで、経済的成果をあげていくこと
・上がった売上、利益は働く人たちに還元し、モチベーションを高めてもらうこと
・仕事を通じて働く人たちを生かし、全員を貢献者にすること
・世の中のニーズや社会問題の解決に取り組むこと
・生産性を高め、イノベーション創出に取り組むこと
・組織の強みを基盤とすること
・働く人たちの強みを活かし、貢献してもらうこと
・お互い学び合う組織、チームであること
・権限委譲をすること
・自身を含め、リーダーの魅力を高めていくこと(知識 + 能力 + 人格)
・規則やしくみ、ルールを整備し、柔軟性を持たせること
・働く人たちの声を聞くこと
・定期的に社員/スタッフと1 on 1ミーティングをすること  etc.

そういうふうに、雇用形態を問わず、
働く人たちを大切にし、企業価値を高める
経営努力をし続けることにより、従業員満足度が高くなり、
働きやすく、働きがいがある会社へ、
人が人を連れてくる組織へと、変わっていきます。

すべてがうまく循環し、顧客や取引先、
働く人たちの家族まで、幸せと豊かさがめぐりめぐって、
また返ってくる。地元では、誰もが入りたいと思う、
そういう素敵な会社に変わっていきます。

今の経営、組織において改善できることは何ですか?

やれることがあれば、優先順位が高いことから少しずつ。
あたりまえのことを、あたりまえにできるようになる組織へ。
そうすることにより、経営者があたりまえと思う、
そのレベルに自然と近づいていきます。

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