【Vol.54】 成功している企業や組織の使命の事例 ②

前回もお伝えさせていただきましたように、企業、組織によって
使命(ミッション)の表現の仕方はさまざまです。

今回は、組織におけるコア・バリューと位置づけをされている
ジョンソン・エンド・ジョンソンの「我が信条(Our Credo)」のご紹介です。

ジョンソン・エンド・ジョンソンにとって「我が信条(Our Credo)」は、
企業理念・倫理規定でもあり、世界に広がるグループ各社・社員一人ひとりに
確実に受け継がれているそうです。そして、各国のファミリー企業においても、
事業運営の中核となっているとのことです。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの「我が信条(Our Credo)」は、
第一の責任から第四の責任まであり、以下のように4つに分けたうえで、
内容を補足するというような表現をされています。

・すべての顧客に対するもの

・全社員に対するもの

・働いている地域社会、全世界の共同社会に対するもの

・会社の株主に対するもの

https://jnj.co.jp/group/credo/index.html?nv=foot

使命(ミッション)や経営理念、組織の信条などを
どのように組織に浸透をさせ、ワーク・エンゲージメントを
実現していくのか?

組織の規模が大きくなればなるほど、それが大きな課題なのかもしれません。

「使命(ミッション)や経営理念に基づいた経営が本当になされているのか?」

「HPでそううたっているだけなのではないか?」

「会社のネームバリューがただあるだけで、働く組織として本当によい企業なのか?」

最近の学生さんは、企業をよく見ていると言われています。

・なぜ使命(ミッション)が重要なのか?

・使命(ミッション)がある場合とない場合の違い

・使命が与えてくれるものについて

・使命と仕事との関係

・使命をどのように組織に浸透させていくのか?

経営者を含め、組織におけるすべてのリーダーは、
会社と自部門の組織の方向性を明確に示しながら、

「私たちは日々会社にやってきて、何のためにこの仕事をしているのか?」

そういうことを繰り返し、繰り返し、社員の方、お客様、
取引先の関係者、社員のご家族などに伝えていくという
継続的な活動があって、はじめて、その企業や組織の考え方、
描いている想いといったものに対して、理解が深まっていくのかもしれません。

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